エシロールルックスオティカグループのルックスオティカジャパン株式会社は、日本国内に約70の直営店を展開し、品質と消費者へのサービスにおいて確固たる実績を誇る眼鏡小売企業の株式会社和真(以下、和真)について、和真の株式譲渡による買収を完了したたことを4月9日に発表しました。

同社ではこの買収について、日本の消費者の間で高品質なアイウェアへの信頼を高め、新たなレベルの顧客サービスを達成することを目標とした、ビジョンケア市場の形成において重要な一歩となるとしています。

また、現在国内でレイバン、オークリー、オリバーピープルズのブランド直営店、および百貨店内コーナーを含めて約70の小売事業を展開しているルックスオティカジャパンにとって、今回の和真買収は日本市場におけるアイウェア小売事業の更なる成長へのコミットメントでもあるともしています。

 

和真は 1951 年に根岸亨氏によって設立され、埼玉県浦和市に最初の店舗をオープンしました。
現在は関東地方を中心に店舗を展開し、東京・銀座や新宿など有数の商業地区に旗艦店を構えており、直営店に加えておよそ130のフランチャイズとフレンドショップがあります。

今回の和真買収は、日本のアイウェアと小売業界の基本的な構造力学および将来的な発展についての洞察を深めるものとなるということです。

 

近年、エシロールルックスオティカは、伝統的な眼鏡産地である福井において真に特徴的な生産能力を誇る福井めがね工業株式会社の買収を通じて、「メイド・イン・ジャパン」のものづくりに投資してきました。
全面的に事業を刷新し拡大した福井めがね工業は、高度な職人技、デザインそして上質な素材で、世界に知られる日本製アイウェアの伝統の卓越性と品質を体現しています。

 

●エシロールルックスオティカジャパン ジェネラル・マネージャー兼、和真代表取締役社長のフランチェスコ・アルクーリ(Francesco Arcuri)氏のコメント
「この瞬間と未来に大きな期待を寄せています。
この買収は、日本で小売事業やブランド認知、そして卸売業者とのパートナーシップに対する当社のこれまでの投資を戦略的に補完するものであり、眼鏡業界の発展を支援することで日本におけるビジョンケアをさらに向上させるという当社の姿勢を確実にするものです。
近年、我々は約 70 ヶ所の直営店網の開発に投資しており、和真の持つアイケアに関する広範な知識は、当社や卸先企業がビジョンケアを向上させ、日本の人々に高品質の製品とサービスを提供するのに役立つことでしょう。」

 

●和真の創業家の根岸孝子氏のコメント
「70 年以上の歴史を持つ和真を新たなステージへと前進させるにあたり、和真と従業員がお客様に変わらぬ高品質で専門的なサービスを提供し続けるために、今回の合意に至りました。
グローバルに展開しながらも日本への特別な敬意をを示し、和真の創業からの理念を共有するエシロールルックスオティカのグループに加わることで、革新的な製品と技術により質の高いビジョン
ケアと消費者体験を提供することができるようになります」

 

 

■エシロールルックスオティカ(EssilorLuxottica)について
エシロールルックスオティカは、視力矯正用レンズとフレームおよびサングラスの設計、製造、そして販売における世界的リーダーです。
世界中の人々により良い視界 、より良い充実した人生を提供することを使命とし、変化する視力矯正のニーズと多様化するライフスタイル に対応し、150の国で650の拠点と18,000の店舗を展開しており、従業員は20万人を超えます。
エシロールルックスオティカ傘下には、バリラックスやトランジションズなどのレンズ技術、レイバンやオークリー、およびラグジュアリーライセンスを含む有力アイウェアブランド、およびサングラス・ハットやレンズクラフターズなど世界有数の小売ブランドなどが含まれます。

同社のワンサイト エシロールルックスオティカ財団は医療サービスの行き届いていない地域の7億6,000万人以上に持続可能な視力ケアを提供しています。
エシロールルックスオティカの株式はユーロネクスト・パリ市場で取引されており、Euro Stoxx50 およびCAC40指数に含まれています。
コードと記号:ISIN: FR0000121667; Reuters: ESLX.PA; Bloomberg: EL:FP。

詳細については同社公式サイトを確認することができます。

■エシロールルックスオティカ公式サイト(英語版)
 https://www.essilorluxottica.com/en/