コンタクトレンズの製造販売を行っている株式会社シード(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:浦壁 昌広、東証プライム市場:7743)は、生産力の増強を実現するために、シード鴻巣研究所(埼玉県鴻巣市)に2号棟別館を2024年4月の竣工に向けて建設することを発表しました。
鴻巣研究所は、2024年3月期に1号棟の設備更新と3号棟のライン新規増設を実施予定。
これにより、2023年3月期末時点での生産能力「5,300万枚/月」を、2024年3月期には「5,800万枚/月」まで引き上げる予定としています。
以上の計画に加え、国内外でのコンタクトレンズの需要拡大への対応を背景として、安定した商品供給と今後の成長あ戦略を実現するため、2号棟を延伸し別館を建築をすることを決定。
同社の主力製品である「シード1dayPureシリーズ」を中心に生産体制を強化することで、2号棟別館完成後の鴻巣研究所の生産能力は、「6,500万枚/月」となる見込みだそうです。
なお、2号棟別館の製造設備導入後の本格稼働については、2025年3月期を予定しいるとのことです。
同社では、「今後も商品供給力の強化およびお客さまのニーズに合った様々なコンタクトレンズの開発製造体制を実現することで市場競争力を高めてまいります。また、海外展開においては、アジアおよびヨーロッパ地域を中心に40以上の国と
地域に展開しており、“Made in Nippon”の品質力を訴求し、海外市場での業容拡大を加速させ、さらなる企業価値の向上に努めてまいります」と、今回の件でのコメントを発表しています。
【シード鴻巣研究所 2号棟別館 概要】
【シード鴻巣研究所 概要】
シード鴻巣研究所は、2007年7月に埼玉県鴻巣市に竣工。
2008年5月から本稼働を開始し、2009年3月に国産初となる1日使い捨てコンタクトレンズ 「シード ワンデーピュア」 を発売しました。
この 「シード ワンデーピュア」 は、“UVカット” “汚れに強い両性イオン素材” “お得な32枚入り”等、国産ならではのきめ細かなものづくりによる付加価値に富んだレンズです。
このレンズは、2011年12月に天然保湿成分をプラスしてうるおい感をアップさせた「シード ワンデーピュアうるおいプラス」へリニューアルしています。
現在では、近視・遠視用に加えて、遠近両用や乱視用等の高機能・高付加価値を備えたレンズも取り揃え、日本国内のみならず、海外へも積極展開しております。
【株式会社シード 会社概要 】
▽代表:代表取締役社長 浦壁 昌広
▽本社:〒101-0054 東京都千代田区神田錦町 2-11 三洋安田ビル
▽電話:03-3813-1111(大代表)
▽設立:1957 年 10 月 9 日
▽資本金:18 億 4,128 万円(東京証券取引所プライム市場:証券コード 7743)
▽事業内容:
(1)コンタクトレンズ事業
(2)コンタクトレンズケア事業
(3)その他事業(医薬品・眼科医療機器等)
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