世界の主要18カ国に直販、また代理店を通して約100ヵ国に販路を持つ株式会社シャルマン(本社:福井県鯖江市、代表取締役社長:本庄正享)は、2009年に発売した至極のかけ心地と美しいデザインで親しまれてきたオリジナルメガネフレームブランド「ラインアート シャルマン」について、発売開始からこれまでの世界累計販売数が400万本を突破したことを、2023年9月29日に発表しました。(※1)

※1: 「ラインアート シャルマン」2009年5月~2023年9月の日本、アメリカ、中国、EU、イギリス、香港、韓国、シンガポール、マレーシア、インドネシア他での累計販売本数(シャルマン調べ) 

■ラインアート シャルマン公式サイト
 https://www.lineart-charmant.com/jp-ja

 

2000年代“の日本の眼鏡業界は、“価格破壊”や“安売り競争”の真っ只中にありました。
大きな市況の変化の中、同社では、かねてより一貫して大切にしてきた「装用者にとってよりよいメガネのかけ心地」を第一に、メガネのための素材の研究と、素材を生かす接合技術の開発を並行して続けてきました。
東北大学との8年にわたる研究の末、眼鏡素材として世界初となる(※2)ニッケルを含まない超弾性形状記憶チタン合金「エクセレンスチタン」が誕生。
そして大阪大学との5年にわたる研究により「レーザ微細接合」が完成したことにより、「ラインアート シャルマン」が誕生しました。
(※2: 2009年時点、シャルマン調べ。日米中特許取得済)

 

ラインアート シャルマンは、これまで両立することが難しいとされてきた、【体感重量の軽さ】と【安定したフィット感】を同時に満たすメガネフレームとして瞬く間に好評を得、着実に販売を拡大してきました。
同社の発表によると、今期の国内売上はコロナ禍前の2019年を上回って推移しており、特に首都圏を中心とする関東地区での売上の伸びが顕著で、2019年比で31%増となっているとのことです。
ラインアート シャルマンは、発売以来、4万円台のメガネフレーム市場のパイオニアとして新たな市場を切り拓き、現在も高付加価値市場を牽引し続けているということです。

 

発売当時は1種類のみであったテンプルデザイン(コレクション)も、現在では20種類以上に増えました。
日常的にメガネを必要とされる人からファッションとして楽しみたい人まで、幅広いニーズに応えることができる豊富なラインナップも魅力のひとつです。
さらに2021年に、は新たなカテゴリーとして“アイ・シリーズ”の展開を開始したことで、若年層にまで顧客の幅を広げています。

「ラインアート シャルマン」は今後も、至極のかけ心地と美しいデザインを通じて、世界中の人々を笑顔にし、心を豊かに彩るメガネフレームブランドを目指していくということです。

 

【シャルマン社および「ラインアート シャルマン」の歩み】
○1956年 堀川製作所として眼鏡部品製造を開始
○1975年 堀川製作所の販売部門として株式会社シャルマンを設立、眼鏡小売店への直販を開始
○1980~90年代 アメリカ、ヨーロッパ、中国に販売子会社を設立
○2000年代 東北大学金属材料研究所とともにチタン合金の共同開発を開始
      大阪大学接合科学研究所とともにレーザー接合技術の研究を開始
○2009年 新素材「エクセレンスチタン」の開発および接合技術「レーザ微細接合」の開発に成功
     「ラインアート シャルマン」誕生、販売を開始
○2012年 医療分野に進出、眼科医療器具の販売を開始
○2019年 「ラインアート シャルマン」ブランド10周年
     1930年創業のジュエリーブランド「HIROUMI」とコラボレーションした周年モデルを発売
     シャルマン初の旗艦店「シャルマン 銀座並木通り」をオープン
○2023年 「ラインアート シャルマン」世界累計販売本数 400万本 を突破

 

【「ラインアート シャルマン」の特長】
■究極のしなやかさを生み出す独自素材「エクセレンスチタン」

金属研究の世界的権威である東北大学金属材料研究所と、8年の歳月をかけて開発した眼鏡のための素材。
しなやかなバネ性、形状記憶性、優れた加工性を持つ、眼鏡素材として世界初のニッケルを含まない超弾性形状記憶チタン合金(※2)です。
日米中特許取得済。
(※2: 2009年時点、シャルマン調べ)

 

■素材の特性を最大限に生かす接合技術「レーザ微細接合」
大阪大学の接合科学研究所、ふくい産業支援センターとの共同開発により、5年の歳月をかけて完成した接合技術で、0.5mm以下のピンポイントで強度や素材の特性を保ったまま素材同士を接合することが可能となりました。

 

■かけた瞬間にわかる、驚くほどの軽さとずれにくさ
大きな2つの理由は、テンプル(つるの部分)に用いた「エクセレンスチタン」と、素材の特性を最大限に生かす「レーザ微細接合」。
さらに、20年以上にわたる日本をはじめとした世界各エリアの人の頭部形状の研究に基づくサイズ設計や最適な側圧設計、耳の後ろにやさしく沿うモダン(耳あて部分)など、革新的な発想や技術によって、まるでかけていることを忘れてしまうような軽やかさとズレにくさを両立しています。

 

■豊富なデザインとカラーバリエーション
五線譜のようなテンプルデザインが印象的な「クインテット コレクション」に始まり、現在ではレディス、メンズ合わせて20種類以上のコレクションがラインナップ。
選ぶのが楽しくなる、豊富なデザインとカラーバリエーションも魅力です。
コレクション名はそれぞれ、音楽用語に由来しています。

 

 

【シャルマンについて】
福井県鯖江市のメガネフレームメーカー。
1956年にメガネの飾り鋲の製造からスタート。
その後、完成品を作るために必要なすべての部品や表面処理工程を内製化しました。
革新した技術力・アイデアにより、日本に留まらず世界市場へと進出し、世界6か所にデザインオフィスを構え、約100カ国に年間400万本以上のメガネフレームを販売する世界有数の総合メガネフレームメーカーへと成長しました。

■企業サイト
 https://www.charmant.co.jp/