一般社団法人 日本メガネ協会(略称:日メ協、所在地:東京都中央区日本橋、代表理事:風早昭正)は、2024年1月1日午後4時10分に石川県能登半島を震源として、マグネチュード7.6の地震をもたらした「令和6年能登半島地震」で被災し、メガネをなくして不自由にされている被災者に向け、計600本の緊急用支援メガネを送付しました。

今回の支援活動は、(公社)日本眼科医会(略称=日眼医、白根雅子会長)の「眼科災害対策本部」及び石川県眼科医会(牛村繁会長)からの協力要請に基づき、(一社)日本メガネ協会(風早昭正代表理事)の正副理事長会議で対応を検討。
緊急対応が必須であることから、(公社)東京都眼科医会(略称=東眼医、福田敏雅会長)の大規模災害対策事業への協力に関する申し出により、2023年に東京眼鏡販売店協同組合(山崎親一理事長)が製造し、保管を委託されていた大規模災害用支援メガネが、両団体の了承を得た上で活用されました。
送付した緊急用支援メガネ(支援品)は、東京眼鏡販売店協同組合が寄付した東京都眼科医会の災害時用のメガネが利用されました。

支援品は、日メ協のエリア活動委員会(石川県担当)の委員を務める時計・宝石・めがねのハルタの春田善裕氏を通じて、1月12日夕、同眼科医会の牛村会長に届けられました。
今後は、メガネを必要とされる被災者に対して、眼科医の医療支援の中で、適切に利用される予定となっています。

今回の支援で送付されたメガネの内訳は次の通りです。

■老眼鏡:
 ○+1.50/60本
 ○+2.00/60本
 ○+2.50/60本
 ○+3.00/85本
 ○+3.50/85本
 (合計350本)

■近視用:
 ○-2.00/50本
 ○-3.00/50本
 ○-4.00/50本
 ○-6.00/50本
 ○-8.00/50本
 (合計250本)

東京から送付された支援用メガネ
支援メガネは日メ協のエリア委員の春田様から牛村会長に手渡されました

  

なお、日本メガネ協会では、正副理事長が中心になり、メガネ関連団体協議委員会(白山聡一委員長)に参加する業界団体やメーカーを通じて、電話やメール、SNSへの投稿などを参考に眼鏡業界の被災情報と、日メ協会員の被災情報を収集しています。
現時点では、まだ余震が続いており、被災地は落ち着きを取り戻しておりませんが、情報収集の結果は日メ協の役員に報告して、情報共有を図ってまいくとしています。

 

 

【一般社団法人 日本メガネ協会とは】
同協会は、「80%以上の眼鏡購入者が眼鏡技術者には国家資格制度が必要と回答」という市場ニーズに応えるべく、「眼鏡作製技能士によるメガネの作製が最適」という社会常識の構築と醸成を推進しています。
国民・生活者に広く認知され支持を得るために、「眼鏡作製技能士」の在籍する販売店を支援し、目の健康を守る眼科医会と連携し、「眼鏡作製技能士」のレベルアップの継続的な支援とその社会的地位の向上を図る活動を行っています。
そして、これらをメガネ業界が一丸となって取り組むことにより、健全なメガネ業界の創造・発展を目指しています。

 

■団体概要
 ▽一般社団法人 日本メガネ協会
 ▽代表者:代表理事 風早 昭正
 ▽所在地:東京都中央区日本橋3-13-11 油脂工業会館6F
 ▽電話番号:03-5203-1662
 ▽URL: https://j-s-a.jp