一般社団法人日本メガネ協会(略称=日メ協、風早昭正代表理事)は、国家検定資格「眼鏡作製技能士」の資格取得者を対象に行っている教育プログラム「リカレント教育」の新プログラムとして、『眼鏡作製技能士が知っておくべきアイフレイル』をテーマにした教育プログラムの第2弾を2025年7月25日から配信することを発表しました。
このアイフレイルをテーマにしたプログラムは全2回に分けた配信となっており、今回のプログラムは2025年6月25日に公開された「Part1 アイフレイル対策啓発活動」に続く講座で、テーマは「Part2 アイフレイルを視覚障害に至らせない」というものです。
■日本メガネ協会公式サイト
https://j-s-a.jp/
プログラムの視聴時間は約19分となっており、受講料は無料。
講師は、公益社団法人日本眼科医会副会長・加藤圭一先生(かとう眼科医院/宮城県)が担当。
今春には、加藤先生が主導した日本眼科医会のアイフレイルのCMが(公社)ACジャパンのCMとして頻繁に流れたこともあり、今回の演題は眼鏡作製技能士会員にとってもタイムリーなものとして、興味を持って受講できる内容だということです。
プログラムの内容は、アイフレイルの状態を放置しておくと起こる視覚障害について詳しく解説されたものとなっており、見え方をよくすることで社会参加を促進させ、認知症や転倒の減少につながること、また眼鏡作製が大切なアイフレイル対策につながることなどを解説しています。
さらには「眼鏡を作りたい」は眼の疾患を見つけるチャンスであることについて触れており、眼科専門医と眼鏡作製技能士との連携がこの対策への取り組みでいかに大切かについて理解を深めることができる内容となっています。
次に「アイフレイルを視覚障害に至らせない」ようにするには、健康診断による早期発見と眼科専門医による適切な眼鏡処方箋の発行、さらに眼鏡作製技能士に対しては、国家検定資格「眼鏡作製技能士」の学科試験項目にある「企業倫理とコンプライアンス」に掲げる4項目の遵守とその大切さについて説明して、代表的な関連する眼疾患について解説をしています。
受講方法は、眼鏡作製技能士会員のマイページにアクセスし、一覧メニューの「リカレント教育」を選択して、今回の講座を選択するだけ。
視聴終了後には、確認テストが行われ、合否判定ボタンを押して合格すると、1ポイントを取得することができます。
このポイントは、2年間に4ポイントを取得すると、1級眼鏡作製技能士は次の更新年度から「プライム会員1級」に、2級眼鏡作製技能士は「プライム会員2級」となり、同時に各プライム会員の級数に該当するバッジが貸与されるシステムになっています。
(プライム会員の認定については、別途の手続き等が必要)
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■リカレント教育とは?
「リカレント教育」は、これまで公益社団法人日本眼鏡技術者協会が認定眼鏡士を対象に行っていた、「生涯教育講習会」に代わり、2023年6月から始まった、オンデマンド方式で受講出来るメガネ協会の教育プログラムです。
時流に即した眼鏡作製技能士に求められる知識やスキルアップ、最新の技術や商品知識などの修得を目的にしています。
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■日本メガネ協会公式サイト
https://j-s-a.jp/
■団体概要
▽一般社団法人 日本メガネ協会
▽代表者:代表理事 風早 昭正
▽所在地:東京都中央区日本橋3-13-11 油脂工業会館6F
▽電話番号:03-5203-1662
▽URL: https://j-s-a.jp