一般社団法人日本メガネ協会から、同協会に入会している眼鏡作製技能士会員を対象にした『2023年度リカレント教育』の概要をこの程発表しました。

これは、2023年4月19・20日に東京都立産業貿易センターで開催された「2023ワールドオプチカルフェア」(東京眼鏡卸協同組合主催の展示会)の日本メガネ協会特設ブースで、メガネ協会の眼鏡作製技能士会員を対象に発表してPR活動を行ったときの内容と同じとなっています。

 

「リカレント教育」は、これまで(公社)日本眼鏡技術者協会が認定眼鏡士を対象に行っていた「生涯教育講習会」に代わり、メガネ協会が実施する眼鏡作製技能士のための教育プログラムです。

時流に即した眼鏡作製技能士に求められる知識やスキルアップ、最新の技術や商品知識などの修得を目的にしており、2023年6月下旬からの実施が予定されています。

受講料は原則無料。
受講方法は、眼鏡作製技能士会員のマイページに入り、受講したいプログラム(動画)を選択するだけです。
オンデマンド方式のため、受講する日時は各自の好きな時間帯を選んで受けることが出来ます。

受講後には、Web上で確認テスト(5問程度)が行われ、合格するとポイントが与えられます。
2年間に4ポイント取得すると、1級眼鏡作製技能士は次の更新年度からプライム会員1級に、2級眼鏡作製技能士はプライム会員2級になります。
また同時に各取得者には、該当の級数に合わせたプライム会員用のバッジが貸与されるシステムになっています。

ちなみに2023年度の教育は、1)累進屈折力レンズ関連、2)眼科医との連携についてなどのカリキュラムを準備中だすで、早ければ6月下旬から案内が始まる予定だとのことです。

また、今年10月10日~12日にかけて東京ビッグサイトで開催される「第36回 国際メガネ展(iOFT2023)」では、レンズメーカーの最新情報を中心としたセミナーを予定しているとのこと。
同セミナを受講すれば、鏡作製技能士会員はポイントを一律に獲得できるとのことでした。

なお、リカレント教育の案内や受講、ポイントの管理等は、すべて眼鏡作製技能士会員のマイページを利用して行われます。
そのため各会員の人たちは、マイページへのログイン環境の整備・確認をしてほしいとのことです。

 

■日本メガネ協会公式サイト
https://j-s-a.jp/